URUSHI DICTIONARY
漆器の表面に木理の高低がでこぼこに現れること。これは年輪に堅い部分と柔かい部分があり、下地の乾燥にしたがって柔かい部分が締めつけられてへこんでくるためである。松や杉などの針葉樹がことに瘦目が甚だしく現れ、また*漆下地より*渋下地漆器の方が甚だしい。瘦目を防ぐには*布着せや*紙着せを行う。