URUSHI DICTIONARY
慶長十五年ー天和二年(一六一〇ー八二)。通称次郎三郎。初め木下勝俊の門に入って和歌を学び、また伊藤仁斎を友として漢学にも通じた。*蒔絵をよくしたことから*蒔絵師になりもてはやされた。晩年は剃髪して法橋に せられて舟木と号した。また以後代々春正の名を継いで十代まで続いた。