URUSHI DICTIONARY
江戸中期、*高蒔絵に大小の*切金をまじえて、宇治川に螢が飛びかう状景を表わしている。明和・安永(一七六四ー八一)という漆芸の質的低下の時代の中で、堅実な作風を守った飯塚桃葉の代表作である。