URUSHI DICTIONARY
花入の下に敷く板のこと。花入を畳床に置く場合、畳を濡らさぬため、器物の安定をよくする等のために薄板を敷く。薄板にも真・行・草とあり、花入の真・行・草と合わせて用いる。一般に黒真塗矢筈板を真、黒塗蛤端板を行、木地・竹類を草としている。矢筈板は*真塗の面が矢筈になっている。