URUSHI DICTIONARY
富山県魚津市の漆器の起源は文亀年間(一五〇一ー四)といわれ、弘化・万延(一八四四ー六一)頃に最も盛えた。その後一時衰微し、明治の中頃から輪島の漆工が移住してきた堅牢漆器が作られるようになった。製品は膳や椀などが多い。