URUSHI DICTIONARY
*錫金貝を間接的に用いた*変塗の一つ。*蠟色塗の面に、幅一〜二センチくらいの帯状の*金貝を四五度の傾きで仮に貼りつけて、抜模様を表わす。朱と錫粉を一段おきに交互に*石目に蒔いて乾かし、延摺して次に*生漆を摺り*真菰粉を蒔く。乾いたら最後に真菰粉を適度に擦り落とし、再び*摺漆して*角粉磨きで仕上げる。