URUSHI DICTIONARY
生葉を漆器面に転写して模様を表わす*変塗。葱草、蕗嫩葉、菊の葉、やつでなどが用いられ、小さい葉には堅練りの彩漆を、大きい葉には錆に各種の顔料を混合した色錆を塗付する。これを漆器面に密着し、漆が乾いたら葉を削ぎ剝って仕上げる。なお色錆の代りに錆を使用し、葉を剝取した後に彩色を施したり、*乾地仕上げとすることもある。