URUSHI DICTIONARY
富山県城端の人。寛永年間(一六二四ー四四)に長崎に遊んで中国人より*密阿絵の描法を学び、これを漆器に応用して白色を表わすことを特色とする*城端蒔絵を創成した。城端蒔絵はまた治五右衛門塗とも称される。なお一説には天正(一五七三ー九二)頃の人ともいわれる。