URUSHI DICTIONARY
徳川中期から末期にかけての江戸の漆工。張寛流の作者で*彫漆の作りもあり、落款には「張寛」「温古張寛永雄格覚々斎」などがある。また「温故張寛永雄作」の銘文のある大食籠で、その外箱に安永四年(一七七五)の記述のあるものがある。