URUSHI DICTIONARY
新潟県長岡市では藩政当時から馬具や刀槍の漆工、あるいは仏壇や広蓋の製作があった。また商業も盛んで各地の漆器産地との取引が多かったところから、明治に入って一般漆器も生産するようになり、大正時代には工芸的蒔絵の製作も起った。しかし戦災が甚しくて、今日ではわずかに生産しているに過ぎない。