URUSHI DICTIONARY
*殺掻き法において、最初に地上から二〇センチくらいのところから、四〇センチ間隔に掻鎌でもってつける水平傷。辺付ともいい、長さは一〜一・五センチで、深さは材部に達する程度、数は*二腹掻きで両面で九〜十一個である。目立は漆樹に刺激を与えて漆の流通をよくし、また採取者にとっても傷つけを始める目安となる。普通この目立てから滲み出た漆は採取しない。