URUSHI DICTIONARY
樒の葉と皮を乾かして粉末にした抹香を、麦漆と混合してつくった*刻苧。奈良時代に*脱活乾漆の木像によく用いられたほか、今日でも香川県より産する*蒟醤や*存星漆器の*藍胎素地に編目の密着や*素地の硬化の目的で使用される。