URUSHI DICTIONARY
大正十五年に名古屋市の黒田忠譲が考案した漆器。廃紙を溶して鉄型で圧搾成形し、硫黄を浸透させて防水性を持たせた素地に、*下地、*上塗、*消粉蒔絵を施したものである。乾燥に狂わないのが特長で、南方向けの輸出漆器として盛んに作られている。