URUSHI DICTIONARY
天正十七年ー慶長十八年(一五八九ー一六一三)。*幸阿弥家八代。*長晏の長男で、名を藤十郎のち四郎左衛門という。慶長十六年(一六一一)父長晏の後を継いで徳川家に仕え、同十七年幕府の命により後水尾天皇即位の調度に蒔絵を行った。