URUSHI DICTIONARY
五代古満休伯の門人で、安永・天明(一七七二ー八九)頃の*蒔絵師。もとは木村七右衛門といい、江戸住吉町に住んでいたが、当時の*蒔絵の名手といわれ、師家より古満の姓を許された。時には巨柳斎とも名乗り、余暇に機巧人形も造ったといわれる。