古満家(こまけ)
江戸時代の幕府の御用*蒔絵師の家系。寛永十三年(一六三六)*古満休意が徳川家光に召されたのが始まりで、江戸末期まで十一代続いた。初代休意、二代*休伯は名項参照。三代休伯、安章といい享保十七年(一七三二)没。四代休伯、宝暦八年(一七五八)没。五代休伯、寛政六年(一七九四)没。六代勘助、寛政七年(一七九五)没。七代六右衛門、享和三年(一八〇三)没。八代久蔵、文化十三年(一八一六)没。九代源蔵、天保十三年(一八四二)没。十代清兵衛、安政五年(一八五八)没。十一代清兵衛、没年不明。また五代休伯の門人に古満巨柳がおり、その弟子の系列に古満寛哉、*柴田是真がいる。