URUSHI DICTIONARY
中国南部やタイなどで作られた、朱、黄、緑などの*彩漆で同心円文を描いた漆器。あるいはその上に針彫や金蒔絵を施したものもある。製品は香合、盆、煙草入れ、茶器、菓子器などで明代頃から作られたものと思われる。わが国では江戸時代に盛んに模作された。