URUSHI DICTIONARY
*素地の欠損部を補ったり、接合部のあきをうめて堅牢にするために行われる作業で、糊漆に*刻苧綿と木粉を混合した*刻苧を、あらかじめ*刻苧彫した箇所に*篦で掻き込む。なお*板物素地の接合部の場合には、特に刻苧彫を深くして刻苧を掻き、すぐにその上に麻布を挿入して刻苧掻いすることもある。