URUSHI DICTIONARY
明治維新後に高松藩士後藤太平が考案した*髹漆で、梧桐塗とも書く。赤漆の*中塗の上に、朱漆に*蠟色漆を少し加えて渋味をつけた漆を薄く塗り、指頭で縦横に撫ぜて特殊な 文を表したものである。後藤太平は茶道に造詣が深く、後藤塗は雅致があり、風韻に富む。