URUSHI DICTIONARY
紀助正(きのすけまさ)
平安後期の蒔絵師。元暦元年(一一八四)、後鳥羽天皇が大嘗会を行い、諸名匠を召して器物を作らせた時に、*中原末恒・平文師清原貞安らと*蒔絵に従事した作家である。