URUSHI DICTIONARY
岡山県において大正時代に、身体障害者の福祉事業としてその更生自立をはかるために初められた漆器。烏城とは岡山城の異称である。昭和二十八年県授産場の廃止と共に、翌年財団法人烏城彫協会が発足し、昭和三十三年からはアメリカへ輸出されるなど発展して、県の特産品となっている。