URUSHI DICTIONARY
*生漆を主な材料として、*地、*錆、刻苧、麻布を張り合わせて*素地としたもの。主に奈良時代に仏像を作るのに応用され、当時の文書には*即・𡑮などと記され、さらに中国においては夾紵と称した。制作法により脱乾漆(*脱活乾漆)と*木心乾漆がある。また仏像のほか伎楽面や経箱などにも応用された。