URUSHI DICTIONARY
漆樹の栽培法の一つ。伐採した後の切株から芽が出て、それを育てる方法である。鋸で切ったものより、斧や鉈で切ったものの方が強くて成長も早い。萌芽の長さが五十センチくらいになった時点で、成長のよい芽を一、二本だけ残してあとは除去する。なおこの方法を三、四回繰り返すと、萌芽力が衰弱するので、その時は新たに苗木を植えた方がよい。